2011年12月13日
Best Album Of The Year 2011次点作品②
初めての方はこちらの記事を
最新の記事はこちら
☆^*^☆^*^☆^*^☆^*^☆^*^☆^*^☆
みなさん、こんにちは
ミュージック・インフォが誇るメロディック・ロックの父、
ねこちゃん(=^・^=)で~す
今回も珠玉の叙情派メロディック・ロックの逸品をご紹介して
みたいと思います
早いもので、2011年も残すところあと18日ほどになりました
今回も前回に続き、今年2011年の通勤途中にもっとも聴き
まくった、自分にとってのメロディック・ロックのベスト・
アルバムの選考から僅少差でもれてしまいながらも、
優れた内容の素晴らしい作品をご紹介したいと思います
前回の「FATE」に続いて今回お届けいたしますのは、
「Tim Christensen And The Damn Crystals」です
「FATE」もデンマークのバンドでしたが、奇遇にも
今回ご紹介するティム・クリステンセンもデンマーク出身
1988年、弱冠20歳という若さで「Dizzy Mizz Lizzy」を結成し、
1994年に『Dizzy Mizz Lizzy』でデビュー メンバーは、
Tim Christensen(Vo、G)、Martin Nielsen(B)、Soren Friis
(Ds)の3人。バンド名は、「The Beatles」が『4人はアイドル
(Help!)』のなかでカヴァーした、ラリー・ウィリアムズの「Dizzy
Miss Lizzy」に由来 名曲「Glory」を収録した本作はなんと
デンマークで22万枚を超える売り上げを記録 1995年には、
日比谷野外音楽堂において初来日公演を行ないました
1996年にセカンド・アルバム『Rotator』を発表 その後、
1998年に残念ながら解散してしまいますが、ティムは、
2000年にソロ・アルバム『Secrets On Parade』をリリース
2003年に2作目のソロ・アルバム『Honeyburst』を発表
本作のなかの名曲「Right Next To The Right One」は、
2007年のセリーヌ・ディオンの『Taking Chances』の
なかでカヴァーされたのも記憶に新しいところです
2005年には、『Live At Abbey Road Studios』をリリース
2006年8月に「Dizzy Mizz Lizzy」が再結成するも、
ほどなくして解散 2008年に3作目のソロアルバム
『Superior』を発表 「Dizzy Mizz Lizzy」は、2010年に
ふたたび再結成し、来日公演を行ないますが、またもや解散
そして、2011年、ティムは自らのバンド「Tim Christensen
And The Damn Crystals」を結成し、ふたたびシーンに
舞い戻ってきたのです
メンバーは、Tim Christensen (Vo、G)、Lars Skjarbak (G)、
Soren Koch (B)、Christoffer Moller (Key)、Jesper Lind
(Ds)の5人 いままでのソロ・アルバムのツアーメンバー
から抜擢したラインナップとなっています 「Dizzy
Mizz Lizzy」以来となるバンド名義による活動という
ことからも、ティムのこのバンドに賭ける意気込みが
伝わってきます 本作は、ソロ・アルバムと同傾向の、
ティムが敬愛して止まない「The Beatles」を想起させる
ドリーミーなポップ・センスに、メロトロンをはじめとした
ヴィンテージ・キーボードによるプログレッシヴ・ロック的な
エッセンスを融合した、どこか懐かしい香りを漂わせ、
郷愁を誘いながら、随所でドラマティックな展開をみせる
メロディック・ロックが満載の素晴らしい内容に仕上がって
います
ぼくは一時期、メロトロン・サウンドにどっぷりはまっていた
時期があるのですが、メロトロンの愛好家でも知られる
ティムによる影響がもっとも大きかったような気がします
ティムがメロトロンで参加しているアルバムを一生懸命
リサーチして、むさぼるように聴いていたときに、ティムは
ぼくに「Swan Lee」、そしてそのバンドのシンガーである
Pernille Rosendahl、さらには、「Mew」と出逢うきっかけを
与えてくれました その後、「Mew」のJohan Wohlertと
「Swan Lee」のPernilleが「The Storm」という素晴らしい
メロディック・ロック・ユニットを結成することになるとは、
世のなかほんとうになにが起こるかわかりません
JohanとPernilleは、ティムが縁を結んだといっても
いいのではないでしょうか そしてぼくと彼らを結び
つけてくれたのもティムだったというわけです
自分のティムからの影響の大きさをあらためて
噛みしめながら、毎日のように本作を聴いています
本作を聴いていると、ティムにはもう元「Dizzy Mizz
Lizzy」という肩書きは必要ないように思えてきます
バンド編成になったことで、一連のソロ作品よりも
ダイナミズムが増し、幾分ヘヴィになったものの、
ティムの奏でるMellotron Strings、Flute、Brassが
本作をさらなる高次元へと導いていることだけは
間違いありません ティムの作品にハズレなし!!と
断言します 興味を持たれたかたは、ぜひティムの
作品をチェックしてみてください
第34回目の今回お届けいたしますのは、2011年の
ベスト・オブ・メロディック・ロックといえるほどの完成度を
誇る「Tim Christensen And The Damn Crystals」の
デビュー作から、メロトロンの響きがたまらない珠玉の
メロディック・ナンバー“Happy Ever After”です
この曲をメロトロン愛好家で、我が恩師の伊藤政則さんに
捧げたいと思います
東北地方太平洋沖地震により、被害に遭われたすべての
みなさんのこころが癒されますように
最新の記事はこちら
☆^*^☆^*^☆^*^☆^*^☆^*^☆^*^☆
みなさん、こんにちは
ミュージック・インフォが誇るメロディック・ロックの父、
ねこちゃん(=^・^=)で~す
今回も珠玉の叙情派メロディック・ロックの逸品をご紹介して
みたいと思います
早いもので、2011年も残すところあと18日ほどになりました
今回も前回に続き、今年2011年の通勤途中にもっとも聴き
まくった、自分にとってのメロディック・ロックのベスト・
アルバムの選考から僅少差でもれてしまいながらも、
優れた内容の素晴らしい作品をご紹介したいと思います
前回の「FATE」に続いて今回お届けいたしますのは、
「Tim Christensen And The Damn Crystals」です
「FATE」もデンマークのバンドでしたが、奇遇にも
今回ご紹介するティム・クリステンセンもデンマーク出身
1988年、弱冠20歳という若さで「Dizzy Mizz Lizzy」を結成し、
1994年に『Dizzy Mizz Lizzy』でデビュー メンバーは、
Tim Christensen(Vo、G)、Martin Nielsen(B)、Soren Friis
(Ds)の3人。バンド名は、「The Beatles」が『4人はアイドル
(Help!)』のなかでカヴァーした、ラリー・ウィリアムズの「Dizzy
Miss Lizzy」に由来 名曲「Glory」を収録した本作はなんと
デンマークで22万枚を超える売り上げを記録 1995年には、
日比谷野外音楽堂において初来日公演を行ないました
1996年にセカンド・アルバム『Rotator』を発表 その後、
1998年に残念ながら解散してしまいますが、ティムは、
2000年にソロ・アルバム『Secrets On Parade』をリリース
2003年に2作目のソロ・アルバム『Honeyburst』を発表
本作のなかの名曲「Right Next To The Right One」は、
2007年のセリーヌ・ディオンの『Taking Chances』の
なかでカヴァーされたのも記憶に新しいところです
2005年には、『Live At Abbey Road Studios』をリリース
2006年8月に「Dizzy Mizz Lizzy」が再結成するも、
ほどなくして解散 2008年に3作目のソロアルバム
『Superior』を発表 「Dizzy Mizz Lizzy」は、2010年に
ふたたび再結成し、来日公演を行ないますが、またもや解散
そして、2011年、ティムは自らのバンド「Tim Christensen
And The Damn Crystals」を結成し、ふたたびシーンに
舞い戻ってきたのです
メンバーは、Tim Christensen (Vo、G)、Lars Skjarbak (G)、
Soren Koch (B)、Christoffer Moller (Key)、Jesper Lind
(Ds)の5人 いままでのソロ・アルバムのツアーメンバー
から抜擢したラインナップとなっています 「Dizzy
Mizz Lizzy」以来となるバンド名義による活動という
ことからも、ティムのこのバンドに賭ける意気込みが
伝わってきます 本作は、ソロ・アルバムと同傾向の、
ティムが敬愛して止まない「The Beatles」を想起させる
ドリーミーなポップ・センスに、メロトロンをはじめとした
ヴィンテージ・キーボードによるプログレッシヴ・ロック的な
エッセンスを融合した、どこか懐かしい香りを漂わせ、
郷愁を誘いながら、随所でドラマティックな展開をみせる
メロディック・ロックが満載の素晴らしい内容に仕上がって
います
ぼくは一時期、メロトロン・サウンドにどっぷりはまっていた
時期があるのですが、メロトロンの愛好家でも知られる
ティムによる影響がもっとも大きかったような気がします
ティムがメロトロンで参加しているアルバムを一生懸命
リサーチして、むさぼるように聴いていたときに、ティムは
ぼくに「Swan Lee」、そしてそのバンドのシンガーである
Pernille Rosendahl、さらには、「Mew」と出逢うきっかけを
与えてくれました その後、「Mew」のJohan Wohlertと
「Swan Lee」のPernilleが「The Storm」という素晴らしい
メロディック・ロック・ユニットを結成することになるとは、
世のなかほんとうになにが起こるかわかりません
JohanとPernilleは、ティムが縁を結んだといっても
いいのではないでしょうか そしてぼくと彼らを結び
つけてくれたのもティムだったというわけです
自分のティムからの影響の大きさをあらためて
噛みしめながら、毎日のように本作を聴いています
本作を聴いていると、ティムにはもう元「Dizzy Mizz
Lizzy」という肩書きは必要ないように思えてきます
バンド編成になったことで、一連のソロ作品よりも
ダイナミズムが増し、幾分ヘヴィになったものの、
ティムの奏でるMellotron Strings、Flute、Brassが
本作をさらなる高次元へと導いていることだけは
間違いありません ティムの作品にハズレなし!!と
断言します 興味を持たれたかたは、ぜひティムの
作品をチェックしてみてください
第34回目の今回お届けいたしますのは、2011年の
ベスト・オブ・メロディック・ロックといえるほどの完成度を
誇る「Tim Christensen And The Damn Crystals」の
デビュー作から、メロトロンの響きがたまらない珠玉の
メロディック・ナンバー“Happy Ever After”です
この曲をメロトロン愛好家で、我が恩師の伊藤政則さんに
捧げたいと思います
東北地方太平洋沖地震により、被害に遭われたすべての
みなさんのこころが癒されますように
Posted by Music information at 11:59│Comments(0)
│私たちの活動